胃腸の病気に関する情報サイト

胃とは・腸とは

食道を通ってきた食べ物は胃に入ります。胃は上腹部にあり、胃の入り口を噴門、出口を幽門、中心部を体部と呼びます。胃はその3分の2のところでカーブしておりここを胃角部といいます。胃の主な機能は、食べ物を貯留することと、消化液である胃液と食べ物を混ぜて消化しやすい状態となった後、少量ずつ十二指腸へ送ることです。胃の壁は内側から順に、@直接食べ物と接する粘膜Aその下の繊維組織である粘膜下層B厚い筋肉層C繊維組織である漿膜下層D一番外側の薄い膜である漿膜、の5層に分けられます。


その胃の下部に屈曲しながら収まっている管を腸といい、食物の消化、吸収、排泄に関与しています。小腸は 十二指腸、空腸、回腸の 3部に分かれ、胃から送られた食物を4時間から6時間かけて消化します。そして栄養素を吸収して、残りのかすを大腸に送り出します。大腸は盲腸、結腸、直腸に分かれ、ここでは主に食物の水分が吸収されます。さらにバクテリアによって未消化物を分解し、固形の糞塊を形成していきます。

もしここに問題があると、下痢になる可能性が高くなります。蠕動運動と逆蠕動運動によって、小腸から運ばれる内容物をある一定の時間とどめておくことができ、水分を効率よく吸収できる仕組みになっています。しかし、ここに内容物がとどまる時間が長すぎると、水分の吸収が過剰になされ便秘を引き起こします。

 

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胃の病気A胃潰瘍

胃炎は、胃の粘膜が炎症を起こしている病気です。粘膜だけではなくその下の組織まで欠損が及んだ場合を潰瘍と呼びます。胃炎には急性胃炎と慢性胃炎があります。
慢性胃炎はピロリ菌が主な原因といわれており、胃の粘膜に長びく異変が生じたものです。胃炎の場合の粘膜の状態はさまざまで、実際にキズとして認識できるものから、色の変化だけのもの、萎縮が生じたものがあり、それらが混ざりあっているものもあります。胃炎の症状にも個人差があり、激しく痛みを感じる人もいれば、これといった症状のない人もいます。日本人の慢性胃炎の大部分はB型萎縮性胃炎で、ピロリ菌がその原因と考えられています。
急性胃炎はほとんど慢性化しませんが、ピロリ菌の感染による急性胃炎は慢性化します。そのほかの原因はストレス(精神的、肉体的)、薬物(非ステロイド性消炎鎮痛剤など)によるものが多く、その他にはアルコール、刺激性食品(ニンニク、唐辛子など)、アレルギー性食品、などがいわれています。 胃炎の主な症状は、みぞおち部分の痛み・不快感、むかつき、嘔吐、食欲不振、胸やけ、などがあります。急性胃炎の場合は吐血、下血などをおこす場合もあります。
胃炎の薬は胃酸の分泌を抑える薬や胃粘膜を保護する薬を使います。 生活習慣では安静と食事療法が一番です。食事は刺激性食品や過度の温熱刺激を避け、胃内滞留時間の長い脂肪性食品を控えます。

 

胃の病気A胃潰瘍

胃潰瘍はストレスが原因で起こることが多く、胃液中の「塩酸」や「ペプ シン」により胃を保護している粘膜が消化される現代社会の代表的な病気の1つです。 胃潰瘍の「潰瘍」とは、皮膚や粘膜がただれたり、崩れ落ちるという意味で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、「消化性潰瘍」とも言われています。以前は、男性に多い病気でしたが、更年期の50代の女性にも多く見られ、若い人の発症率も高くなってきました。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、一度かかると一生涯潰瘍になると言われる程、その人の性格と大きな関わりがあります。胃潰瘍は、神経質、几帳面、ストレスをため込んでしまう、よく気がきく、悩みや責任を一人で抱え込むなどの性格の人がかかりやすい病気ともいわれています。
胃潰瘍の自覚症状の90%は腹痛で、ほとんどが上腹部の「みぞお ち」に痛みを感じます。胃潰瘍は食後に痛み出し、あまり食事を取りすぎると長時間痛みが続き、空腹時に腹痛が起こり食事をすると治まる場合は、十二指腸潰瘍の症状に多くみられます。 また、腹痛が強ければ強いほど、胃潰瘍の状態が悪いわけではなく、胃潰瘍にかかっていても全く痛みを感じない場合もあり、気が付かないまま、潰瘍が悪化し胃に孔(あな)が空き「穿孔性潰瘍」になって、初めて激痛が起こり胃潰瘍に気づくといった場合もあるので早めに受診するべきです。